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Does the Unity Client perform "faster" than the Web Client?
最近、こんな質問 がUnityクライアントフォーラムに投稿されました。
UnityクライアントはWebクライアントより「速く」なりますか?
11.0 SP2でパフォーマンスの改善があったと知りました。これに関するリストやドキュメントはありますか?
私がこの質問を聞くのは初めてではなかったので、ブログに投稿するいい機会と思いました。
一般的に、UnityクライアントとWebクライアントは、LANおよびWAN上で同じように動作し、WANや低速ネットワーク上では、UnityクライアントとWebクライアントのほうが、OnBaseクライアントより性能が優れています。(OnBaseクライアントは、LAN上では、WebクライアントとUnityクライアントより、性能が優れています。しかしOnBaseクライアントにはまた、ファイルを共有するユーザーアカウントアクセスや、各クライアントマシンのODBC等が必要です。)
Unityアーキテクチャの利点についての概要はこちらです。
しかし、皆さんはどちらか一方の決定的な答えを望まれると思います。
これは申し上げにくいことなのですが、、、全ての条件(プロセス、ハードウェア、等)が同じ場合、WebクライアントはUnityクライアントより「速い」のが事実です。
この違いは、Webクライアントがサーバー上でより多くのロジックを処理するのに対し、Unityクライアント(デスクトップベース、WPFクライアント)ではまだ幾つかのプロセス処理をクライアントマシンに依存しているからです。それ故クライアントとサーバー両方のマシンのハードウェアが、パフォーマンスに重要な役割を果たしています。Unityクライアントでは、クライアントマシンのハードウェアは、Webクライアントの場合よりもはるかに大きな役割を果たしています。
現時点での--違いはわずかですが--全く同じ環境下でクライアントを比較した時のパフォーマンスはこちらです。
• Unityクライアント – 速い
• ActiveX Webクライアント – 高速
• HTML Webクライアント – 最速
OnBase 11.0 SP2では、Unityクライアントのパフォーマンスを向上させるために、画像ファイルをキャッシュする方法を最適化しました。各リリースでUnityクライアントとWebクライアントのギャップを縮小し続けます。
全て申し上げました通り、パフォーマンス(スピード、処理効率)は、UnityかWebかの意思決定において実際には一要因でしかないことにご留意ください -- 他にも、機能、デプロイメント、セキュリティおよびインフラなども等しく重要です。結果として、Unityクライアントは幾つか追加でローカルリソースを必要としますが、Unityで達成できることのほうがもっと重要です。
Unityインターフェースと機能の概要はこちら。
このFAQに応える概要ドキュメントを準備中です。ドキュメントが利用可能になりましたらこの投稿にファイルを添付します。
UnityかWeb、または両方を決定する際の詳細情報はこの投稿をご覧ください。
実際、インターフェイスの好みで、組織はWebクライアント以上にUnityクライアントを選びますか?